“これでいい”のちょっと上。まさに見たかったスターウォーズだった! 映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』もぎたて感想

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いつもは”ネタバレ感想”と題して映画の感想を書いているこのブログですが、さすがに今日スターウォーズのネタバレ感想を書くというダークサイドな行為に手を染めるわけにはいかず、”もぎたて感想”として感想を書いてみようと思います。

18歳まで住んでいた場所の近くにい映画館がなかったので頻繁に映画館に足を運ぶようになったのは大学生になった19歳の頃から。それからもう15年くらい経つわけですが、自分自身の期待値も世間の盛り上がりも過去最大だったんじゃないかと思える今回にスターウォーズエピソード7の公開。
期待値としてはとてつもない高さまで上がっていたわけですが、結論から言うと、ほとんどガッカリする箇所のない最高の時間でした!

そうなんだ、俺が見たかったスターウォーズってコレだったんだ!
いやー、待った甲斐もあったし、予約頑張った甲斐もあったし、午後から仕事休んだ甲斐もあったし、もうなんでしょう、生きてきた甲斐がありましたよ!!

作品概要

https://www.youtube.com/watch?v=BDvZ9UECfj8

2015/アメリカ 上映時間:136分
原題:Star Wars: The Force Awakens
配給:ディズニー
監督:J・J・エイブラムス
出演:ハリソン・フォード、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、デイジー・リドリー、ジョン・ボヤーガ

<あらすじ>
銀河、暗黒の時代-。
ファースト・オーダーと呼ばれる強力な軍事力を持つ組織が自由な世界を脅かさそうとしていた。
かつて銀河の平和を守っていたジェダイたちは戦いにより滅び、今新たな戦いが、平和を守ろうとする人々を滅ぼそうとしているのだ。
人生をかけて悪と闘ってきた、レジスタンスのレイア・オーガナ将軍は最大の危機に直面していた。
レイアは唯一生き残ったジェダイである、兄ルーク・スカイウォーカーの力を必要としていた。
レイアはレジスタンスのパイロット、ポー・ダメロンと、彼の忠実なドロイドBB-8を惑星ジャクーの小さな村へと送った。そこには、彼女の古き友ロア・サン・テッカがいる。
彼こそが、ルークの居場所が印された地図を持っているのだ……。

感想

76 100点満点 scored by ultimate-ezスター・ウォーズ フォースの覚醒

まず、「生きてきた甲斐があった!」とまで書いておいて点数は70点台かい!とお思いの方もいるかもしれないので最初に言い訳しておきますが、これはアレです。75点満点で76点です。
いきなり訳わかんないこと言ってる感じになってますが、冷静に考えて、スターウォーズって100点の映画ではないじゃないですか!
SFとしては設定が結構雑なところもあるし、物語としても結構ざっくりなところが多いし。
すげー好きな映画なんだけど、完璧で100点の映画ではないと思うんですよ。
「新たなる希望」が75点。そして個人的に一番好きな「帝国の逆襲」が80点。で、「ジェダイの帰還」が65点くらい。で、全部足したら220点!ですごい高得点!みたいな。なんかそんな映画だと思うんですよ。
新3部作にはあえて触れてません。あれは僕的には40点台くらいです。はい。

なので、エピソード4を基準に75点を満点として考えてみたんですが、どう考えても『フォースの覚醒』は76点でした!

なんていうんでしょう、こういう言い方をすると悪い意味も含んでしまう気もするんですが、「フォースの覚醒」って、すごく“ちょうどいい”映画だったんです。
「あー、これはスターウォーズだなぁ。俺は今、スターウォーズを見てるんだなぁ」というのをものすごく実感出来る映画というんでしょうか。

例えば、『ファントム・メナス』ってもちろん好きな人嫌いな人いると思うんですけど、おそらく誰しもが受けた感覚って「あれ?なんか違う」っていう違和感だったと思います。
一方『フォースの覚醒』は、明らかに意図的にスターウォーズの旧3部作っぽい映像で作っているので、「そう!これこれ!これが見たかったの!」という安心感のある映像に仕上がっています。

もちろん、ルーカスが作っているという点で『ファントム・メナス』は『フォースの覚醒』よりもはるかに”本物”。
当時の最新VFX技術をバリバリに使って旧3部作とは根本的に異なる見せ方や作り方をした映画だったからこそ違和感が生じただけで、「その時点で作れる最高のVFX技術・VFX表現を見せる」という作品作りの姿勢としては、あれこそが”スターウォーズ的”とも言えるのかもしれません。
『ゼロ・グラビティ』とか『インターステラー』なんていう映画が作られた後の現代においては、ああいうSF表現を盛り込む方が”スターウォーズ的”だったのかもしれません。
確かに、仮に『フォースの覚醒』をルーカスが撮ったとしたらそういうリアル路線に入っていたかもしれないし、少なくとも過剰なほどに”スターウォーズっぽさ”にこだわる表現んはしなかっただろうと思います。
そういう意味では、『フォースの覚醒』はすごく大掛かりなファンムービーっぽいというのもまた事実です。

ものすごく新しいこととか、ものすごく挑戦的なこととか、そういうことをやっている映画ではなく、ファンの目線に合わせて、そのちょっとだけ上を狙って造られた映画と言う感じで。

ただ、その結果感じられる「俺は今、スターウォーズを見ている」っていう感覚が本当に素敵で、満足で、幸福で。
これはもう、圧倒的に正しいアプローチだったと確信している次第です!

そう、もはやスターウォーズってのは、星空をバックに「A long time ago in a galaxy far, far away…」の青い文字が出た時点で劇場が拍手と歓声に包まれるような特別な映画。まあこれは初日だからかもしれませんが。
何をやっても、「そこはそうじゃない!」という批判が噴出してもおかしくない映画。
それを、本当に絶妙なバランスでファンを幸福にできる映画に仕上げた手腕に、本当に感謝の念が止まりません。ありがとう、J・J・エイブラムス!

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感想としては“絶妙なバランス”とわずか7文字で表現できてしまいますが、これって本当に本当にすごいこと。

タトゥイーンに似たジャクーの風景。デススターに似たスターキラー基地と、そこ攻め落とすX-ウィング。宇宙船内の連絡橋の上で対峙する親子。排気シャフトに落ちる男、など、画面の色彩や構図、カメラのカット割りなど、旧3部作の名シーンをなぞるシーンは多いし、スターデストロイヤーの残骸などの背景にも唆られるオブジェクトが多数。
ちょっとApple製品っぽい意匠の新型ストームトルーパーや、X-ウイングへBB-8を搭載する機構などのように、劇中で時代がすすみ進歩した部分も、スターウォーズの世界観の中ですごく納得感のある進化を見せてくれます。

これの何がすごいって、映画を見ていた時は「すごくスターウォーズっぽい映像だなー」と思って見ていたわけですが、今日TVでやっていたエピソード4を見てみると、実は全然違っているという点にあるんです。
『ゼロ・グラビティ』や『インターステラー』と比べると『フォースの覚醒』のVFXはものすごく作り物っぽくて、それが旧作の再現をしているせいだと思っていたんですが、旧作のVFXってやっぱり38年も前のものなので”作り物っぽい”というレベルではないんです。
もちろん38年前にあれを作ったというのはとんでもなくすごいことなんだけど、やっぱり今劇場で見て満足できる表現ではなく、言ってしまえばかなりショボい。

じゃあ、『フォースの覚醒』のVFXでは何をやっていたのかというと、これはつまり“思い出補正を含めた旧三部作の再現”
完全再現したら古くさくてショボい映像になってしまう、完全に最新の表現でやるとコレジャナイスターウォーズになってしまう。その中間にある「ファンの頭の中にある美化された旧三部作」を完全映像化していると言っても過言ではないんです!
この”絶妙なバランス”が本当にすごい!

そうかと思えば、ハイパードライブのエフェクトみたいに、「むしろ今の時代にここまで旧作を再現してしまったら嘘じゃん!」みたいなシーンをあえて入れちゃったりもしていて。
わずか1行前に「完全再現したら古くさくてショボい」と言ってしまっていますが、こういう1カットだけだと、それはそれでファンを超喜ばせる”素敵な完全再現”になるわけで。
もう、お見事!完璧!大好き、J・J・エイブラムス!

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ついでに、全然どうでもいい話なんですが、旧三部作のエースパイロット「ウェッジ」って奴がいまして。『フォースの覚醒』にもエースパイロットの「ポー」って奴がいまして。
で、本編後半での活躍の仕方なんかもすごく似ていて、ポーを一目見た時から「あ、こいつウェッジっぽい!顔も似てるし!」と思ってたんですが、さっきまでやってたTV版を見るとウェッジの顔が記憶してた顔と全然違っていて。
あんなに「ウェッジに似てる!」と思ったのに全然似てないのはなんなんでしょう。
これってつまりポーは「思い出補正を含めたウェッジを再現した顔」ってことなんですかね!多分違う。

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というわけで、概ね満足だったわけですが、少しだけ不満があります。
(以下、ちょっとだけネタバレがあります。)

今回『フォースの覚醒』の情報が少しづつ解禁されていく中で、見た目的に超どストライクなキャラクターがいまして。
それはキャプテン・ファズマ。
新しいストームトルーパーを率いているシーンの”キャプテン”っぷりが素晴らしく、しかも本編始まってキャプテンの第一声を聞いた瞬間「おお!そうだったのか!」とテンション上がったんですが、、、うーん。。。ねぇ。。
見た人はわかると思いますが、、、ね。何ですかね。。
まあ、ボバフェットみたいなもんなんですかね。。

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あとは、スノークのサイズ感!映像なんでしょうけど、なんなのあのサイズ感!
あれだとマーベルですよ。サノスですよ。
実際にああいうサイズのキャラクターなんだとしたら、完全なる世界観ブレイカーなわけで。ちょっと続編への不安要素です。。

あと、個人的な事情ですが、来年の3月に次男が生まれる予定でして。
長男は僕のジョジョ好きが高じて「讓(じょう)」と名付けたんですが、次男もそれに匹敵する思い入れのある名前を考えないといけません。
そんな次男の名前の候補としてカイロ・レンにちなんだ「レン(漢字未定)」を挙げていたんですが…
レイは却下ですね。
却下です。
もちろん色々あったのでかろうじて続編には期待できますが、3月までに名前を決めないとけないので…

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という感じで、ネタバレなしのもぎたて感想ということで、まとまりなく書き綴ってみました。ちょいちょいネタバレ的なところもありましたね。すみません。。。決定的なのはないので、アレとかアレとか言ってないので、許してください。。
今はまだ、スターウォーズを見たという興奮と、見終わったという脱力感が混じり合っていて思考がまとまっていませんが、とにかく「幸せ」でした。

もちろん、続編も楽しみ!
というかもう待てない!
そう思わせる意味でも、新しい3部作の1作目として本当に素晴らしいものでした。
ファンムービー的なアプローチは第1作だからこそ成功したアプローチであって、同じアプローチで残り2作品を乗り切れるはずもなく、またまた高いハードルがあると思いますが、次回作も楽しみに待ちたいと思います!

まさか、新三部作の一作目であいつが死ぬとは思いませんでしたが、その精神を受け継ぐもの(最後、あいつとあそこに座っているという点で正当後継者ですよね。)と、死によってその絆を断ち切ったもの。
全く違うアプローチで「死を糧」に強くなった二人が紡いでいく新たなクロニクル!
エピソード8の公開予定日は2017年5月26日と、まだ1年半も先ですが、本当に楽しみ!
ファントム・メナスを見た時の気持ちが嘘みたいに、本当に続編が楽しみです!!
なんか流れで何度もファントム・メナスをディスってしまい、申し訳ありません。。

おまけ

せっかく初日の全国同時公開回を見たということで、自慢しておきます!


当日の半券を持っている人しか買えないんですが、それでも17時頃には売り切れてました。
ただ、売り切れで買えなかった人には引換券が渡されていたようで、申込書を送ると後日発送されるので、18・19・20に映画を見た人はもれなくメモリアルパンフレットを手に入れられるようです!

ついでに、今日は「ジョジョリオン」の新刊も発売されていました。正直、2015年で最高の日でした。

ドリンクケースももちろん買いました!


てか、BB-8まじでかわいい!
年末ルンバを買おうと計画していたんですが、BB-8型のルンバ出ないかな〜。家に迎え入れたいんだ!

というわけで、本当に幸せな1日でした!

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