今月の課題図書『文藝春秋オピニオン2014年の論点100』

さて、しばらくサボっていた『今月の課題図書』企画ですが、今月から復活!
昨年に引き続き、『文藝春秋オピニオン』を課題図書に選んでみました。

2012年10月に息子が生まれて、という立場で過ごしてきたこの1年ちょっと。
やはり生活の中心は子どもになることが多く、これから彼が生きていく世界・社会は、いったいどんあn場所なのか?ってことを、この本で改めて確認していきたいと思います。

もちろん、文芸春秋一社で編集した本なので、一つのテーマに対してすべての観点からの意見が盛り込まれているわけではなく、ある程度の偏りは絶対にあるはずで。
(特に1つ目のテーマである「消費税増税&国内経済」の論者は、『スーパーモーニング』的な偏りが見受けられる気が。)
そういう意味では、この一冊を読んだだけで社会のことが全部わかるわけもないんですが(目次次点で信じられない誤植を見つけてしまって、品質に対しても100%信頼できない感もありますし…。)、今、この国が抱えている問題について考えるためのきっかけとして、読み込んでみようと思います。

『文藝春秋オピニオン2014年の論点100』の目次

1. 消費税増税と国内経済

アベノミクスで日本人は豊かになるのか

論点1. 消費税増税の論理と日本の未来(橘玲)
論点2. 消費増税と東京五輪でアベノミクスはこうなる(高橋洋一)
論点3. アベノミクスはドーピングゆえに恐ろしい(浜矩子)
論点4. 賃上げなくして景気回復なし(吉本佳生)
論点5. 損した上に税金も NISAの死角にご用心(荻原博子)
論点6. イノベーションという言葉を使うのはやめよう(立石泰則)

TPP交渉開始

論点7. TPPは日本最高の切り札だ(甘利明)
論点8. TPPで遺伝子組換え食品が大量に流入する(鈴木宣弘)
論点9. 日本医療の課題(上昌広)

著作権保護期間延長は正しいのか

論点10. 著作物は社会の財産、保護は五十年で十分(生貝直人)
論点11. 著作権の保護期間を七十年に延長するのは当然(玉井克哉)

シェールガス革命は本物化

論点12. シェールガス革命に過剰な期待は禁物(岩瀬昇)
論点13. 日本で採れなくても国内メーカーに最大の追い風(泉谷渉)

リニアモーターカー着工

論点14. リニアへの九百兆円巨額投資は本当に必要なのか(原武史)

2014年期待の新産業

論点15. グーグルグラスとは何か(木村昭悟)
論点16. 3Dプリンターは新産業になるのか(小林弘人)
論点17. エコカーはどこまで進化するか(西川淳)
論点18. セルフ・パブリッシング時代は到来するか(藤井太洋)
論点19. 「ビッグデータ」は新ビジネスになるのか(金子勝)
論点20. イプシロンロケットは世界で売れるのか(大月博善)

東京五輪で変わる首都圏

論点21. オリンピック特需で七年間はビジネスチャンスの山(石井謙一郎)

2. 国内政治

日本の変化は右傾化なのか

論点22. 集団的自衛権を認め、今こそ「普通の国家」に(櫻井よしこ)
論点23. 「個別的自衛権」で十分。なぜ「いつか来た道」を目指すのか(半田滋)
論点24. 靖国参拝で戦後政治からの脱却を(阿比留瑠比)
論点25. ヘイトスピーチは「言論」か(安田浩一)
論点26. 『永遠の0』右傾エンタメ批判に答える(百田尚樹)
論点27. 安倍政権「戦後レジームからの脱却」は内戦をもたらす(白井聡)

安倍政権「女性抜擢人事」の検証

論点28. 抜擢女性公務員連続インタビュー「女性の輝く時代」は来るのか(潮匡人)

ねじれ解消で「決める政治」は実現するか

論点29. 安倍政権に対抗すべく野党間の協力を推し進める(海江田万里)
論点30. 「ねじれ」はまた来る 今こそ国会大改革のとき(小堀眞裕)

自民圧勝で浮かび上がる政党の危機

論点31. 「マッチョ」対「母性的価値観」ぐらいがちょうどよい(片山杜秀)
論点32. ネオコン化する自民党に対向する「リベラル保守」が今こそ必要だ(中島岳志)
論点33. 「語録」で読む小泉進次郎はホンモノか(常井健一)

憲法改正大論争

論点34. 「不易」と「流行」を仕分けして、現代社会に適した「国民共同体」のための憲法を(西修)
論点35. 目標が不明確な改革は「NO」。いまこそ憲法が実現する価値を再確認すべきである(木村草太)

緊張する東アジア情勢

論点36. 日本版NSCは「究極の有事」に対応できるのか(手嶋龍一)

日米関係新時代

論点37. キャロライン・ケネディ新駐日米大使に期待する(長島昭久)

普天間移転 期限切れまで1年

論点38. 辺野古移設ができなければ、普天間の固定化という最悪の結果が待っている(石破茂)
論点39. 沖縄独立論はいま、現実的なのか(孫崎享)

3. 皇室

世界の王室の変化の中で

論点40. キャサリン妃と雅子妃はどこが違うのか(八幡和郎)
論点41. 高円宮妃久子さまのIOC総会スピーチは「皇室の政治利用」か(八木秀次)

4. 海外情勢

韓国「半日」政治は続くのか

論点42. 朴槿恵大統領に一筆啓上、日韓関係を悪化させたのは貴方です(呉善花)
論点43. 「第二のIMF危機が来る」と怯える韓国経済の現実(菅野朋子)

金王朝世襲三年

論点44. 「核」か「経済立て直し」か 二者択一の岐路に立つ金正恩体制(李相哲)

チャイナ・リスクにどう立ち向かう

論点45. 今こそグッバイ・チャイナと言おう(田村秀男)
論点46. 中国による性犯罪を国際社会は裁くべきである(楊海英)
論点47. 悪女が動かす中国政治事情(福島香織)

出口の見えない中東

論点48. エジプトの混迷は日本にとって対岸の火事ではない(池内恵)
論点49. “穏健派”ロハニ大統領でイランは変わるのか(山内昌之)

真性バチカンはどこへ行く

論点50. 南米出身・新ローマ教皇の外交戦略

5. スポーツ

ソチ五輪に大輪の花を咲かせよう

論点51. 浅田真央がキム・ヨナに勝つ方法(生島淳)

東京五輪決定

論点52. 二〇二〇年は美しいオリンピックにしてほしい(佐藤次郎)
論点53. 二〇二〇年東京オリンピック 日本のメダルラッシュの可能性(小川勝)

日本スポーツ界大改革の年に

論点54. 日本人選手がバレンティンの本塁打記録を超える日は来るのか(小久保裕紀)
論点55. 楽天「マー君」はダルビッシュを超えるのか(鷲田康)
論点56. 松山英樹は「鈍感さ」で勝利の女神に愛される(舩越園子)
論点57. 日本柔道の復権は可能か(アレクサンダー・ベネット)

サッカーワールドカップ開幕

論点58. ブラジルW杯 我に勝算あり(ザッケローニ)

6. 3.11生かされぬ教訓

風化する悲劇

論点59. 「一日も早い復興」が遅々として進まない現実(戸羽太)
論点60. 風化とモンスター化を防ぐための「福島第一原発観光地化計画」(東浩紀)

原発再稼働ありか、なしか

論点61. 原発再稼働を進めるべき緊張の事情
論点62. 福島原発事故の検証・総括なくして再稼働の議論はありえない(泉田裕彦)

7. 社会

失われた「野心」を求めて

論点63. 幸福のスパイスとして読んだ林真理子の『野心のすすめ』(古市憲寿)
論点64. 『テルマエ・ロマエ』の作者が説く古代ローマ=ルネサンス的男性の必要性(ヤマザキマリ)

氾濫する「老人のSEX」

論点65. 老人はもう発情するな(群ようこ)
論点66. 高齢社会にふさわしい新しい性愛の文化を(小林照幸)

少子高齢化対策は進んでいるか

論点67. 団塊世代の高齢化で「大介護時代」がやってくる(小室淑恵)
論点68. 日本人女性は結婚しないと出産しない(吉村泰典)
論点69. 卵子教育は本当に必要なのか(河合蘭)

激変する労働環境

論点70. 「ブラック企業」をなくす方法教えます(今野晴貴)
論点71. サラリーマンは解雇されやすくなるのか(溝上憲文)

外国人労働者問題の盲点

論点72. 外国人労働者の宗教をめぐる葛藤に備えよ(島田裕巳)

年金破綻報道の罠

論点73. 世界一わかりやすい年金「安心」理論(細野真宏)

8. 生活

中国産食品の危険度

論点74. 現地取材で痛感 やっぱりアブナイ中国産食品(徳山大樹)
論点75. 日本企業の努力で中国産食品の安全は確保されている(松永和紀)

日本の食卓の未来図

論点76. 「鰻喰いの品格」ハレの日い極上の養殖ニホンウナギを(塚本勝巳)
論点77. 捕鯨裁判判決で、マグロも食べられなくなるのか(吉岡逸夫)
論点78. 日本には「シカ」がいるじゃないか(C.W.ニコル)

9. 教育

体罰二つの真実

論点79. どんな理由があっても体罰は許されない(大八木淳史)
論点80. 体罰はダメ。だから教師には「イエローカード」が必要だ(大久保正廣)

お受験是か非か

論点81. 格差社会の真ん中にいる親ほどのめり込む(室井佑月)

本当に必要な学問は

論点82. タブレット教育は百害あって一利なし(柳谷晃)
論点83. ロースクール構想崩壊−法曹養成課程の深刻な劣化をどうするか(和田吉弘)
論点84. 国際教養大学 就職率一〇〇%の秘密(鈴木典比古)
論点85. 統計学は本当にセクシーな学問か(西内啓)
論点86. 仮定の教育力回復なくして「教育再生」はない(篠原文也)

10. 医療・科学

アンジェリーナ・ジョリーの選択

論点87. アンジェリーナ・ジョリーの乳房切除は正解か(近藤誠)
論点88. がんDNA鑑定の功と罪(中山敬一)

医療現場の声を聞け

論点89. 過剰医療は人生を台無しにする(久坂部羊)
論点90. 平穏に死ぬための医療もある(村田幸生)

広がる出生前診断

論点91. 新型出生前診断、何が問題か

高温・雷雨・竜巻…

論点92. 猛暑にゲリラ豪雨、竜巻……異常気象は今後も続くのか(森田正光)
論点93. 「首都水没」に備えよ(稲泉連)

文化・芸能

倍返しに「じぇじぇ〜」

論点94. 「半沢直樹」視聴率42%で日本のドラマは変わる(福澤克雄)
論点95. “ドラマを疑え”“テレビはおもちゃ箱”こうして「あまちゃん」はブームになった(井上剛)

伝統を受け継ぐ者たちの明日

論点96. 宝塚歌劇団100年「男役」の新しい飛翔(小池修一郎)
論点97. 歌舞伎には市川海老蔵がいる(福田和也)

クールで、懐かしいニッポン

論点98. ポスト宮崎駿 アニメ界の未来を読む(津堅信之)
論点99. 男も女も「古本屋」店主は一国一城の主ばかり(岡崎武志)

世界遺産登録はよかったのか

論点100. あらためて「霊峰富士」の意味を考えよう(岡本亮輔)

Commentsこの記事についたコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です