当ブログではちょっと前から『死ぬまでに観たい映画1001本』という本をリファレンスに、いわゆる名作という認定を受けている映画を観て、その感想記事をアップしています。
↓こんな感じで。
ちなみに、『死ぬまでに観たい映画1001本』という本には2種類ありまして、それぞれヒッチコックの『サイコ』『ブラックスワン』が表紙になっています。
ちなみに、僕がリファレンスにしているのは、改訂新版である『ブラックスワン』の方です。
とまあそれはそれでいいんですが、実は先日Amazonサーフィンをしていると、この『死ぬまでに観たい映画1001本』の原書である『1001 Movies You Must See Before You Die』が、毎年更新されていることに気がついてしまいました。
ちなみに『サイコ』表紙は2003年版、『ブラックスワン』表紙は2011年版。
日本ではそうそう売れないからってことなんでしょうか、たま〜に改訂版出しとけばいいか程度のスタンスで翻訳版が発売されているみたいです。
まあ、毎年の新版が翻訳されないのはマーケットの規模的にしかたないのかもしれませんが、どんな映画が新規追加されているのかは気になるところ。(もちろん、「1001本」なので追加の映画があれば、落とされる映画もあるわけで。何が消えたのかも気になります。)
というわけで、『1001Movies You Must See Before You Die <2012 Edition>』での変更点をまとめてみました。
『1001Movies You Must See Before You Die <2012 Edition>』の表紙
表紙は『Tinker Tailor Soldier Spy(邦題:裏切りのサーカス)』。
すげー評判がいい映画ではありましたが、プロットがかなり複雑だという噂を聞いて、しっかり気合を入れて観なきゃと思っているうちに、なんやかんやで今に至っています。
「表紙になる」=「その年を代表する一作」ってことなんだと思うので(2011年版が『ブラックスワン』ってことで一様に言えないのかもしれませんが。。)、これはやっぱり観なくちゃ!!
『1001Movies You Must See Before You Die <2012 Edition>』で追加された映画
No. | 原題 | 邦題 | Amazon | iTunes |
1 | Senna (2010) | アイルトン・セナ~音速の彼方へ | Amazon |
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2 | Le Havre (2011) | ル・アーヴルの靴みがき | Amazon |
– |
3 | Shame (2011) | SHAME – シェイム – | Amazon |
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4 | The Tree of Life (2011) | ツリー・オブ・ライフ | Amazon |
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5 | The Kid with a Bike (Le gamin au velo) (2011) | 少年と自転車 | Amazon |
– | 6 | The Girl with the Dragon Tattoo (2011) | ドラゴン・タトゥーの女 | Amazon |
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7 | Tinker Tailor Soldier Spy (2011) | 裏切りのサーカス | Amazon |
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8 | Drive (2011) | ドライヴ | Amazon |
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9 | War Horse (2011) | 戦火の馬 | Amazon |
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10 | A Separation (Jodaeiye Nader az Simin) (2011) | 別離 | Amazon |
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11 | Bridesmaids (2011) | ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン | Amazon |
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12 | The Descendants (2011) | ファミリー・ツリー | Amazon |
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13 | Hugo (2011) | ヒューゴの不思議な発明 | Amazon |
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14 | The Artist (2011) | アーティスト | Amazon |
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以上14本。
当ブログで感想記事を書いたものについては、邦題にリンクをつけています。
ちなみに感想記事アップ済みは14本中2本。『ドラゴン・タトゥーの女』『少年と自転車』は観たけど感想アップしていない作品なんですが、それを入れても半分以上は未見。
それだけ“まだ見ぬ名作”があるってことなんで、テンションがあがります。
特に『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』なんて、このリストに乗ってなかったら絶対に観ようとも思わなかった作品なんで、それだけでも収穫アリです!
それにしても、最近の作品ということもあるんでしょうけど、14本中12本がiTunesStoreで販売中。
オープン当初はコンテンツ不足な感じのストアでしたが、なかなか問題ないレベルのラインナップが揃ってきているようです。
そろそろ『AppleTV』、買いなのかな〜。
『1001Movies You Must See Before You Die <2012 Edition>』で落とされた映画
No. | 原題 | 邦題 | Amazon | iTunes |
1 | The Pianist (2002) | 戦場のピアニスト | Amazon |
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2 | Distant (Uzak) (2002) | 冬の街 | – | – |
3 | The Best of Youth (La meglio gioventu) (2003) | 輝ける青春 | Amazon |
– |
4 | The Passion of the Christ (2004) | パッション | Amazon |
– |
5 | Paradise Now (2005) | パラダイス・ナウ | Amazon |
– |
6 | Apocalypto (2006) | アポカリプト | Amazon |
– |
7 | Borat: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazkhstan | ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 | Amazon |
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8 | Once (2006) | ONCE ダブリンの街角で | Amazon |
– |
9 | The Good, the Bad, the Weird (Joheunnom nabbeunnom isanghannom) (2008) | グッド・バッド・ウィアード | Amazon |
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10 | The Hangover (2009) | ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い | Amazon |
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11 | In the Loop (2009) | – | – | – |
12 | Fish Tank (2009) | フィッシュ・タンク | Amazon |
|
13 | Monsters (2010) | モンスターズ/地球外生命体 | Amazon |
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14 | Four Lions (2010) | フォー・ライオンズ | – | – |
以上、14本。
こちらはレビュー済みは2本。
残りの12本については、未レビューなので今後感想をアップしていくつもりですが、「でもどうせ、2012年版ではラインナップから外されるような映画なんだよな〜」という、微妙な気持ちで感想をアップすることになりそうです。。。
ラインナップ的には、2本は日本未公開・DVD化なし。iTunesStoreでの取り扱いとなると、14本中わずか5本。
まあ、さすが1001本から外される映画たちという感じです。。
そんな中に、先日このブログで超絶大絶賛した『フィッシュ・タンク』が入ってしまっているのが残念なところ。
『ハングオーバー!』なんかは、スゲーおもしろいけど、こういう所に名を連ねる映画でもないよね。ってことで納得できるんですが、『フィッシュ・タンク』は完璧だと思ったんだけどなぁ。。。
まあ、映画の好みは人それぞれ、自分が好きなんだからそれでいいや!と思うことにします。
というわけで、『死ぬまでに観たい映画1001本』。
改訂新版(2011年版)と2012年度版の比較まとめでした。
ちなみに、2013年版は今年の10月発売予定。
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1001 Movies You Must See Before You Die Steven Jay Schneider Barrons Educational Series Inc 2013-10 |
そうですか。表紙はコレですか。。。(正直あんまりピンとこない映画だったんスけど。。。)
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