昨日(6月16日)は「父の日」でした。
僕も昨年10月に父になったもんで、今年の父の日は生まれて初めて祝われる側として迎えたわけで。なかなか感慨深い一日でした。
(と言っても生後8ヶ月の息子は別に祝ってくれるわけではないんですけどね。)
そんなわけで、じわじわと父親としての実感が高まり続けるエヴリデイなんですが、少しづつ意思のようなものを見せ始める息子を前に「息子にとってどういうお父ちゃんでありたいか?」ってことを考えることも増えて来ました。
なんでしょう、理想はそりゃあいろいろあるんですけど、端的に言うと、やっぱりかっこいいお父ちゃんでありたいし、「お父ちゃん、すっげー!!」と思われたいわけですよ!
そんなことを考えていると、こんな本を見つけてしまいました。
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子どもにすごいと思われる父親の105の技術 (中経の文庫 ま) マイケル・オズボーン・ジュニア・ジュニア 中経出版 |
コレだ、コレ!!
茅ヶ崎で生まれ育った38歳のマイケル・オズボーン・ジュニアという、日本語しか喋れず海外に行ったこともないというアメリカ人の著者が「子どもにすごい」と思われるためのいろいろな“技術”を綴ったエッセイをまとめた本書。
「カーブを投げられる」とか「けん玉で世界一周ができる」とか。
「コマを手のひらで回せる」とか「蕎麦が打てる」とか。
子どもが「娘」だったらイマイチ当てはまらないかもしれないんだけど、息子だったら「確かにそれは食いつくかも!」というツボをついた項目が105個も集められた一冊です。
それぞれの項目に対し見開き2ページ、もしくは単ページで。図説もふんだんに用いられた本書。
もちろん、これだけを読んで全てのノウハウが身につくとは思いませんが、息子がもう少し物心がついた時に、「こんなことをして遊ぼう」というネタ探しにも使えそうです。
さらに、それぞれの項目に出来なかった時のための言い訳が付いているのも素晴らしい。
例えば、「ボウリングでカーブが投げられる」という項目の言い訳は、
「ちょっとフックかけてみた」。子どもには理解しづらい専門用語を使うことで、その事態はひとまず対応
みたいな感じで。
「さすがに子どもでもこれは騙されんだろう。」という精度の言い訳が毎回用意されているのも魅力です。
うちの子は、まだまだ一緒に遊ぶという感覚よりはあやしているという遊び方しか出来ませんが、コレからいろいろなことをして遊べるんだな〜と夢が広がる一冊。
子どもの前でいいところを見せようとして怪我をしちゃうお父さんの話なんかもよく耳にしますが、そうならないようにかっこいいお父ちゃんであるために、今から準備をしておきたいと思うわけで。
いつも「今月の課題図書」として一冊本を選んでいる当ブログですが、本日はそれのイレギュラー版という感じで。かっこいいお父ちゃんとしてのこれから先数年間の課題図書として、本書『子どもにすごいと思われる父親の105の技術』を読み、そして実践していこうと思います。
そんなわけで、本書の目次はこんな感じ、、、
- 公園…パパはカーブを投げる
- 自転車のパンク修理ができる
- 自転車でウィリーができる
- 外国人に道案内ができる
- カーブが投げられる
- なわとびでハヤブサができる
- 鉄棒で逆上がりができる
- フリスビーでスキップができる
- Y字バランスができる
- 砂場で茶碗がつくれる
- スカイフックシュートが打てる
- フラフープを回せる
- けん玉で世界一周ができる
- 近道を知っている
- バク転ができる
- 海・川…パパはバタフライで泳ぐ
- バタフライで泳げる
- 立ち泳ぎができる
- 5メートルの高さから飛び込める
- イソギンチャクで水鉄砲ができる
- かかと落としができる
- 海パンをはいたままパンツがぬげる
- スノーケルクリアができる
- 人工呼吸ができる
- 潮干狩りでザクザク捕れる
- 石投げで水切りができる
- うなぎ撮りの仕掛けがつくれる
- 素手でトンボが捕れる
- 釣りのキャスティングができる
- 釣った魚の種類がわかる
- 魚を手づかみできる
- ザリガニを釣れる
- 土や石で絵の具がうくれる
- ビール瓶でスネを叩ける
- 山・森…パパはカブトムシを捕まえる
- タイヤにチェーンを装着できる
- 自動車のタイヤ交換ができる
- 野鳥の会風に鳥を数えられる
- ナマケモノの真似ができる
- カブトムシやクワガタを捕れる場所を知っている
- アゲハチョウを手に止まらせることができる
- 毒キノコが見分けられる
- 鳥・セミの鳴き声で種類がわかる
- 雲の名前を知っている
- 竹とんぼがつくれる
- 止血できる
- 草笛が吹ける
- 滝に打たれることができる
- キャンプ…パパはキリモリ式で火を起こす
- 縦列駐車ができる
- テントを張れる
- ライター・マッチを使わずに火が起こせる
- カマドで焚き火ができる
- ロープワークを4種類以上知っている
- 飯盒炊飯ができる
- 焼きそばがつくれる
- カレーライスがつくれる
- 腕時計で方角がわかる
- ビニールパラシュートをつくって飛ばせる
- 北極星がどれか教えられる
- 空を見て明日の天気がわかる
- パチンコをつくれる
- 指笛が吹ける
- 目覚まし時計がなくても早起きできる
- お祭り…パパはふんどしを締める
- コマを手のひらで回せる
- ヨーヨーで犬の散歩ができる
- 褌(ふんどし)の締め方を知っている
- 金魚すくいでうまくすくえる
- 射的で賞品を撃ち落とせる
- ラムネの飲み方を知っている
- 和太鼓の乱れ打ちができる
- 杵と臼で餅がつける
- バッティングセンターで120キロを打ち返せる
- ボウリングでカーブが投げられる
- ポップコーンを放り投げて食べられる
- 「私を野球に連れてって」を7回裏に歌い始める
- 後ろ向きでアイススケートが滑れる
- ゾウにエサを食べせさられる
- お化け屋敷で声を出さない
- ママがいない日…パパは蕎麦を打つ
- 蕎麦が打てる
- パパ風ラーメンがつくれる
- 新聞・雑誌を束ねられる
- 新聞紙でゴキブリを退治できる
- 犬小屋がつくれる
- ベッドで四の字固めができる
- 指相撲のコツを知っている
- 逆立ちして歩ける
- ブリッジして子どもをお腹に乗せられる
- 子どもを背中に乗せて腕立て伏せが10回できる
- ケンカの仕方を教えられる
- ジッポを片手で点けられる
- ハエを片手で捕まえられる
- 吹き矢をつくれる
- タバコの煙で輪をつくれる
- 給料日前…パパはグローブの手入れをしてくれる
- グローブの手入れができる
- まわり将棋で金将を逆さに立てられる
- 折り紙でピョンピョンカエルがつくれる
- 鉛筆を片手で回せる
- 100円玉を筋肉に隠せる
- 紙相撲がつくれる
- あやとりで手品ができる
- よく飛ぶ紙飛行機がつくれる
- 手影絵ができる
- ヨーガのポーズができる
- 包丁が研げる
- アイロンがけができる
- 自慢の宝ものを持っている
- 雷が鳴っても恐がらない
う〜ん。僕にできるのは“立泳ぎ”くらいかも。。。
父親としての伸びしろはまだまだかなりありそうです!!
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