今月の課題図書『20歳の自分に受けさせたい文章講義』

たまには小説意外の本も読んで、少しづつでも自分を成長させていきましょう!というコンセプトで選んでいる『今月の課題図書』。
3ヶ月目の今月は、自分の「文章力」を鍛えるための一冊を選んでみました。

先月(2013年1月)はブログ強化月間ということで、ブログを毎日更新してみました。
そして、今月もその流れのまま毎日更新を続けています。

その成果なのか少しづつページビューも増えはじめ、自分の書いた文章が色んな人の目に触れる機会が増えているわけですが、正直、「こんなクソみたいな内容のうえ、クソみたいに長い文章」を読まれているということに、申し訳なさを感じてしまって。

そもそも、このブログを始めたのは、「CMSを勉強したい」「みた映画や読んだ本のログを残したい」「自分がやってきたことや考えたことを備忘録として残しておきたい」など色々な理由があったからなんですが、その中でも最重要な理由が「文章力を磨きたい」でした。

本業の仕事の中で、「コピーライター的な仕事」や「ライター的な仕事」にも手を広げつつも、自分の書く文章が全然イケてないことは、僕にとってずっと悩みの一つで。
そこを悩みはじめると、メール一つ打つのでも「この書き方で意図が伝わるのか?」と考え始めたり、企画書を書くのでも「これでは自分の想いの1/10も伝わらないんじゃないか?」と、どんどん深みにはまってしまいます。

そこで、「自分の頭の中にある考えを、ちゃんとアウトプットする技術」を磨くため、僕はブログを始めたというわけなんです!
(そこが第一の目的だったからこそ、できるだけ「ブログのネタ探し」をしなくて済むように、ブログをはじめる以前からの趣味である「読書」と「映画鑑賞」をメインのネタにしています。)

そんな意図で、毎日ブログを書き続けてきたわけですが、振り返ってみると「文章力」ってのは全然磨かれていないんですよ!
数カ月前に書いた文章を読み返してみると、確かに「拙い文章だ!何がいいたいかわかんないな〜」と思えてきて、「これって、自分が成長したから、そう思えるのか?」とも考えてみたんですが、つい3日前の文章を読み返してみても、やっぱり「拙い文章だ!」と思えてしまって。

これは結局、「ただ漠然と書き続けるだけでは文章力は磨かれない」ことを意味していて。
それならば、ここは一つ「先人のお力」を借りて、まじめに「文章力」に向きあうべきなんじゃないかと考えたわけです。

そんなわけで、近所の本屋の「文章術」コーナーで立ち読みを続けること数十分。
「自分に合いそうな本はコレだ!」と思えたのが、『20歳の自分に受けさせたい文章講義』という一冊でした。

決め手となったのは、本書の冒頭に書かれた

文章とは頭のなかの「ぐるぐる」を、伝わる言葉に“翻訳”したものである。

そして、

人は解を得るために書くのだし、解がわからないから書くのだ。

という考え方。

つまり、本書における文章術は、「わかったことを書く」のではなく、「わかるために書く」という技術のことで。
まさに、僕が望む「自分の頭のなかにある考えを、ちゃんとアウトプットする技術」を学ぶための本は、本書のことだったというわけなんです。

他の一般的な文章術の本は、細かいテクニックと「型」について言及したものが多く、「感情」や「想い」という抽象的なものはむしろ排除し、フレームワークにはめていくような内容の本が多数派で。
そんな中、あくまで「“想い”を届けるためのメディア」としての文章を描いている本書こそが、僕が探していた本です!

そんなわけで、今月の課題図書は『20歳の自分に受けさせたい文章講座』。

来月の今頃には、今よりもはるかにわかりやすく、僕の想いがしっかりと伝わる文章が書けるようになっているはず。
今は何だか読みにくくて、何が言いたいのかもよくわからない記事ばっかり書いているのかもしれませんが、あと1ヶ月は優しい目でお付き合いいただければありがたいっす!

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古賀 史健

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はじめに 「話せるのに書けない!」のはなぜか?
・文章がうまくなる必要なんてない
・「話し言葉」を「書き言葉」に変換するノウハウ
・学校の作文はすべて忘れよう
・書くことは、考えることである

ガイダンス その気持を「翻訳」しよう
・うまく言葉にできない、頭のなかの「ぐるぐる」
・なぜ“翻訳”が必要なのか?
・「頭の中が見せられるなら見せるんだ」
・「あー、面白かった」しか言えない人
・聞いた話を“自分の言葉”で誰かに話す
・「地図・絵・写真」を言葉にしてみる
・「書く時代」が訪れる前に

第1講 文章は「リズム」で決まる
・文体とは「リズム」である
・「リズムの悪い文章」はなぜ読みにくいのか?
・「バカバカバカ」と笑う女子高生
・リズムのカギは接続詞にある
・美文よりも「正文」を目指す理由
・ローリング・ストーンズに学ぶ文章術
・文書の「視覚的リズム」とは?
・句読点は「1行にひとつ」
・改行のタイミングは早くていい
・漢字とひらがなのバランスを考える
・音読してなにをチェックするのか
・断定はハイリスク・ハイリターン

第2講 構成は「眼」で考える
・文章の面白さは「構成」から生まれる
・起承転結は悪なのか?
・文章のカメラワークを考える
・導入は「映画の予告編」のつもりで
・予告編の基本3パターン
・論理展開のマトリョーシカ人形
・すべての文章には“主張“が必要だ
・“理由”と“事実”はどこにあるか
・“面倒くさい細部”を描く
・構成の“絵コンテ”をつくる
・文章量を“眼”で数える

第3講 読者の「椅子」に座る
・あなたにも“読者”がいる
・「10年前の自分」に語りかける
・たったひとりの“あの人”に向けて書く
・「わかるヤツにわかればいい」のウソ
・「生理的に嫌いな文章」に注目する
・読者は「どんな姿勢で」読んでいるか
・“説得”せずに“納得”させる
・人は「他人事」では動かない
・“仮説&検証”で読者をプレーヤーにする
・読者を巻き込む「起承転結」。
・冒頭に「真逆の一般論」をもってくる
・読者と一緒に「寄り道」をしよう
・自分の文章に自分でツッコミを入れる
・「大きなウソ」は許されるが、「小さなウソ」は許されない
・「わかったこと」だけを書く
・目からウロコを何枚落とすか?
・なぜ「あたなにも“読者”がいる」のか?

第4講 原稿に「ハサミ」を入れる
・右手にペンを、左手にはハサミを
・「なにを書くか?」ではなく「なにかを書かないか?」
・伝わる文章は“オレンジジュース”
・まずは頭のなかの“ぐるぐる”を紙に書き出す
・下手な文章術より映画に学べ
・「もったいない」のサンクコスト
・なぜ文章を切り刻むのか?
・図に描き起こすことができるか?映像は思い浮かぶか?
・行き詰まったらフォントを変えてみる
・一回でもダメ。2回は読み返す
・「いい文章」とはなにか

あとがき

※ちなみに、今回の課題図書は初の「Kindle化されていない本」です。久しぶりに書店で本を買い、紙の本を読んでいるわけですが、、、やっぱりコレはコレでいいなぁ。

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