Kindle Paperwhiteを1ヶ月半使ってみて、「ここがちょっと・・・。」と思うところ。

IMG 2423昨年末、満を持してついに日本上陸を果たした電子書籍界の黒船Kindle。
僕も即効でKindle Paperwhiteとうい一番安いデバイスを購入して、通勤時や就寝前にぼちぼちと使い始めて、早1ヶ月半が過ぎました。

実際に使ってみて思うのは、確かにKindleは革命的なデバイスであるということ。
明らかに僕の読書スタイルは変わったし、「Kindleを持っていなかった頃の自分には戻れない」とまで思っています。
この感覚、初めてiPhoneを持った時以上のインパクトかもしれません。

ただ、じゃあ「Kindleが完璧なデバイスなのか?」ってことになると、やはり「紙の本の代替と呼ぶにはまだ早い」というのが、僕の素直な気持ちです。

というわけで、これからKindleを買おうか迷っている方のご参考になればと、僕が感じているKindleの不満点5つをまとめました。

1. Kindleストアは「読みたい本」が見つからない!

これはKindle Paperwhiteへの不満ではなく、「Kindleストア」に対する不満点なんですが、現状のKindleストアでは「読みたい本」が全然見つかりません。
はっきり言って、Kindleへの最大の不満はコレです。

原因は大きく2つあって、1つはそもそも「コンテンツ数が明らかに不足している」ところ。
これは他の電子書籍ストアも同様みたいですが、はっきり言って品揃えは全然です。

「『読みたい本』を見つけて、その場で検索⇒すぐに読み始められる」という流れが最強のユーザ体験のはずなのに、検索しても「Kindleストアには○○○の検索に一致する商品はありませんでした。」「すべての商品ジャンル内での○○のトップの検索結果を表示」と表示され、紙の本をオススメされてしまうことが非常に多い。
う~ん。。。

Screenshot2

そこで、「サービス開始直後ならコンテンツ不足もしかたないか。」と諦めて、Kindleストアのトップページにある「ランキング」から本を探してみると、これまた使いにくい。。。
これが「読みたい本がみつからない」の第2の原因なんですが、「単に人気があるもの」「セール本だから売れたもの」「ダイレクト・パブリッシングで出版されて安価だからうれたもの」が混在しているせいか、ちょっと独特のランキングが形成されてしまっているんですよ。

特に、「ダイレクト・パブリッシングで出版された本」がやっかい。
ダイレクトパブリッシングとは、「誰でも無料でKindle本を出版するためのサービス」のことで、編集の目を通さずに出版されるもんんだから、品質のばらつきがかなりあるのが特徴。
非常にうさんくさい書籍や、「ブログでやれや。。。」としか言いようのない内容の本が一般の本と並列で売られていたりするわけです。
そして、100円という安価さゆえにそれなりに売れて、ランキングの上位に上がってきちゃう。

また、「新しく出版された本」と「既に紙の本としては売られている書籍が新たに電子化された本」が等しく新刊本として並んでいるのもイケてない。
いや〜、リスト内容の「絞込み」「並び替え」機能の強化が待ち遠しいものです。

Screenshot

というわけで、能動的に本を探したいときには「コンテンツ不足」が、受動的に探したいときには「Kindleストアの玉石混淆っぷり」がネックになっていて読みたい本が探せない!と言うのがKindleストアの現状。

今はまだ、「人力まとめ」から読みたい本を探すのが最善解なんじゃないでしょうか。
ひとまず僕は、当ブログ内で以下の「読みたいリストのKindle対応一覧」を作成して、読みたい本をストックしています。
Kindleで読める「東西ミステリーベスト100」
Kindleで読める「このミステリーがすごい!」歴代ベスト10作品!(1988〜2000)
Kindleで読める「このミステリーがすごい!」歴代ベスト10作品!(2001〜2013)

他にも「オススメKindle本リスト」があれば、教えてください!!

2. Kindle Paperwhiteの画面は眩しい!

IMG 2414Kindle Paperwhiteの売りの一つが液晶ではなく「電子ペーパー」という技術が使われている画面にあると思います。
バックライトを搭載していないため、長時間の読書でも目が疲れにくいということで、確かにiPhoneやiPadで電子書籍を読んでみたときに比べれば格段に読みやすいと思います。
しかも、画面切り替え時にしか電気をつかわないため、iPhoneやiPadと比べると電池の長持ち度はケタ違い。
なんせ、購入してから1ヶ月半で、まだ2回しか充電してませんからね!

ただし、電子ペーパーの優位点はあくまで「液晶と比べて」の利点で、「紙」に対する利点ではないわけで。
正直、「紙」と比べると読みにくいのは間違いありません。

というのも、電子ペーパーと言えどやっぱり「画面」なわけで、その表面はツルツルのプラスチックで出来ています。
だから光の反射は鋭くて、パキッとしたハイライトも入ってしまうわけで。
電車内での読書でも窓からの日差しの反射ははっきり「眩しい」と感じるレベルです。

もちろんこれも、日の光の下では反射で何も見えなくなってしまう「液晶」と比べると格段に読みやすいんですけどね。
ただ、「紙の本を読んでいたときには無かったストレス」であるのは事実です。

3. Kindle Paperwhiteはページをめくるスピードが超遅い!

IMG 2422これも「電子ペーパー」の特性なんでしょうが、ページの切り替わりはかなり遅く感じます。
言っても、1ページめくるのに1秒もかからないんですけど、これが気になってしょうがない。

さらに、「ページをパラパラめくる」という行為はまったく出来ません
僕はミステリー小説を読むのが好きで、物語の終盤で伏線がガッチリとつながった時、「そうだったのか~!!」と伏線を読み直すのが好きで。
そういう時、紙の本であればかなり高速でページをパラパラめくっても、探しているページは見つけられるものです。
これが、Kindleだと出来ないんですよ。

それ以外にも、本を読んでいると「あれ?さっき何て言ったっけ?」とか「こいつ誰だったっけ?」と該当箇所を探すことがあると思いますが、そういう読み方は基本的には出来ません。

そして、それはつまり「パラパラめくって該当箇所を探す」を前提に作られた本、例えば「百科事典」とか「逆引き○○」系の技術書などは、かなり使いにくいというわけです。

ちなみに、「いやいや、それはお前がKindleを使いこなしてないだけだ!」という意見があるかもしれませんが、もしそうなら「Kindleのステキな使い方」を本当に痛切に知りたいです!教えて!!

4. 正直、タッチ操作が邪魔くさい!

IMG 2415Kindle Paperwhiteにはボタンが「電源ボタン」しかなく、基本的な操作は画面をタッチして行います。
これは、「ボタンを減らすことでデバイスの原価を下げる」とか「故障を少なくする」という目的もあるのかもしれないし、最初は特に気にならなかったんですけど、先日「Android版のKindleアプリ」を使ってみて、その便利さに感動してしまったものでして。

というのも、Android版のKindelアプリは、設定で「端末の音量ボタンを『ページ送り/戻り』ボタンとして使う」ことが出来るんですよ。
これが超便利!

タッチでページをめくるということは、「今読んでいるページ」と「目」の間にいつも指がチョロチョロしているというわけで、一度Android版を知ってしまうと、その「指」が非常に目障りになってしまいました。

確かにタッチ操作はイケてるし、機能変更も自由に出来るし、部品が少なければ故障箇所も少なくなるとメリットはいっぱいあるとは思うんですけど、あくまでKindleは読書専用端末なわけで。
「読書への集中」を最優先に考えると、「ページをめくる」の操作はボタンであるべきだったんじゃないでしょうか。

5. そもそもKindleって持ちにくい!

これはもう難癖に近い話ですが、「Kindleの正しい持ち方」がイマイチよくわかりません。
僕は結構手が大きい方だと思うんですが、全然フィットしてくれません。
背面がスベスベしているのも、落としそうで怖い。(もちろん、実際に落としたことはありませんが。)
とは言え、両手保持はダサいし。。。

みんな、Kindleってどうやって持ってるの??写メください!写メ!!

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まとめ

というわけで、Kindleの不満点をつらつら書いてみました。
ただ、こういうデメリットがあっても、もはや僕はKindleを手放せないし、これからも出来るだけKindleで本を読みたいと思っています。

それほどまでに、「物理的な『本』を持たない」ということは快適なんです。
部屋は片付くし、外出の時の荷物は減るし、超便利ですよ、Kindle!!

というわけで、Kindleを褒めたいのか貶したいのかよくわからない内容になってしまいましたが、「こういう不満がありながら、それでもKindleは便利!」というのが素直な気持ち。
これから少しづつこういう不満が解消され、さらに超便利になっていくのを期待しつつ、これからもKindleを使っていこうと思うのでした。

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