今月の課題図書『文藝春秋オピニオン2013年の論点100』

僕は読書が趣味なわけですが、「読書が趣味」って言うと「賢い」みたいに思われがちで、僕自身も「知的なふり」をしたりすることもあるんですけど、なかなか実際に賢くはなれないもので。
それもこれも、僕が読む本が「小説」ばかりで、しかも「ささーっと呼んでは次の本!」という消化していくような読み方をしているせいなんじゃないかと思うわけです。
もちろん、消化していく読書は趣味なのでそれでいいんだけど、もうちょっとだけ知的になれるように、「じっくり腰を据えて、ちゃんと頭を使いながら行う読書」もやりたいもので。

そんなわけで、「自分を成長させるための本」を月に1冊選んで、普段の読み方とは違いじっくり時間をかけて読もうと思います。
言うなれば、個人的な「課題図書」ってわけです。

そんなわけで、今月の課題図書はコレ!!

日中日韓の「領土問題」。総選挙目前の「国内政治」。ものづくり神話が崩壊しつつある「国内経済」に、ユーロ危機やTPPが話題となった「国際経済」。アラブ、アメリカ、韓国の「海外情勢」。少子高齢化や待機児童、選択的中絶といった「社会問題」。他にも、AKB48や日本サッカーにビジネス英語にいじめ問題、などなど。。。

2013年の日本を待ち受けているであろう100の「課題」について、識者の論がギュッとつまった一冊だ。

2012年。
僕の職場が「国会議事堂」や「首相官邸」のすぐ近くになったことも影響しているのかもしれないけれど、「領土問題」や「社会問題」、つまりは「政治」に対して声をあげる人の姿を目にする機会がものすごく多い年だったと感じている。

正直、僕は「政治」について声を上げたり持論を語ったりするのは「ダサい」と思っていて、なるべく自分の政治思想は口にだしたくないと思っているんだけど、その理由は「政治なんてよくわからないから」なんですよ。
もちろん、どうしても何か言わないといけないならば何か言うんだろうけど、それはきっとテレビや本で仕入れた思想に過ぎなくて。
逆に、そういうテレビ由来の意見に対して「メディアの洗脳が!!」なんて言い出しておいて、その根拠が「ネットで言ってた」だったりすると、もう目も当てられないわけで。

もちろん、仮に政治を正しく理解できたからといって急に政治を語りだしたら、それはそれでダサいんでしょうけど、やっぱり日本で何が起こっているのかを知らないよりは知っていたほうがいいのは間違いない。
いろんな観点で「今年の振り返り」が行われるであろう12月というタイミングで、しっかりと「日本の現状」を知るべきなんじゃないかと思うわけです。

そんなわけで、今月の課題図書は『文藝春秋オピニオン2013年の論点100』にします!!
(Kindle版は紙の本と全く同じ値段で「え?」という感じですが、まあこれだけの情報量で1300円がそもそも安い!と納得させておきましょうか。。。)

内容(目次)は以下のとおり。

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文藝春秋
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1.領土問題
<火薬庫と化した尖閣>
論点1. 日中友好「欺瞞」と「幻想」の40年は終わった  石原慎太郎
論点2. 尖閣諸島問題は過去の日中合意に基いて「棚上げ」すべし  孫崎享
論点3. 国家にとって領土とは何か  佐藤優
論点4. 中国人民解放軍は本当に強いのか  富坂聰
<膨張中国の本当の姿>
論点5. カリスマなき帝王 習近平は人民軍に迎合するだけか  八坂明夫
論点6. パンダは本当に「友好の使者」なのか  家永真幸
<日韓間60年の棘>
論点7. 竹島は日韓どちらのものか  下條正男
<北方領土は「戦利品」か>
論点8. プーチン第三次王朝に北方領土を返すつもりはあるのか  名越健郎
2. 国内政治
<橋下維新は来るのか>
論点9. 日本維新の会の狙いとは「維新」、つまり体制改革である  堺屋太一
論点10. 近代史から見た橋下徹  保阪正康
<総選挙後の政治地図>
論点11. 自民よ、国の大事では民主と手を携え、真の議会制民主主義を  森喜朗
論点12. 政党の規律強化なき政界再編は永遠の無駄骨  野中尚人
論点13. 世論の影響力と日本政治の混迷  菅原琢
<自民復権の条件>
論点14. 我々は安倍晋三に期待することが出来るのか  飯島勲
<燃える沖縄・揺らぐ安保>
論点15. 普天間問題 すべての批判に答えよう  鳩山由紀夫
論点16. ユーラシア大陸からの脅威を招いた、鳩山元首相の責任を糺す  田久保忠衛
論点17. オスプレイは本当に安全なのか  潮匡人
<デモで世の中が変わるのか>
論点18. 脱原発デモの潮流は、日本社会を変えてゆく  小熊英二
論点19. 「烏合の衆」には水でもかけておけ  福田和也
3. 皇室
<皇室伝統は変化するのか>
論点20. 悠仁親王の帝王教育はどうなっているのか  岩井克己
論点21. 将来を見すえ、皇室の永続のために女性宮家の創設を  所功
4. 国内経済
<V字回復の道はあるのか>
論点22. 「ものづくり」から「ものがたり」  黒川清
論点23. ものづくりは現場で起きている。論理なき「悲観論」は退場せよ  藤本隆宏
論点24. 2013年 日本のテレビは復活する  立石泰則
<地域経済の復活は可能か>
論点25. 東京スカイツリーはショッピングモール化の象徴である  速水健朗
<消費税10%の世界>
論点26. すべては安心の未来のための第一歩  安住淳
論点27. 増税の前にやるべきことがある  渡辺喜美
<企業文化は健全か>
論点28. 原発事故で住民に危害を与えた東電が処罰されないのはなぜか  奥村宏
論点29. 再上場でJAL問題は解決したのか  小幡績
<日本は資源大国になれるのか>
論点30. 南鳥島EEZ レアアース泥の開発を急げ  加藤泰浩
5. 国際経済
<資本主義・自由主義の危機>
論点31. ユーロ危機によって通貨「ユーロ」は強くなっている  広岡裕児
論点32. シェールガス革命は今すでに起きている  田原総一朗
論点33. 円高は強い国力の反映。これをいかに受け入れ、ビジネスに生かすべきか  岩本沙弓
論点34. 日本はTPP時代を生き抜けるのか  櫻井よしこ/伊藤元重/渡辺頼純/木内博一
6. 海外情勢
<「アラブの春」後の中東>
論点35. イスラエルはイランを攻撃するのか  山内昌之
論点36. 緊迫するシリア情勢が中東になにをもたらすのか  池内恵
<超大国アメリカの変貌>
論点37. 第二次オバマ政権が狙う「パラダイム転換」の中味  町山智浩
<朝鮮半島臨界点に達す>
論点38. 李英鎬の粛清で北朝鮮は「改革」へ向かうのか  李相哲
論点39. 韓国新大統領は今より過激な対日政策をとるのか 朴承珉
<ミャンマーは変わったのか>
論点40. 欧米流のアウン・サン・スー・チー善玉史観から脱せよ!  山口洋一
7. 社会
<少子高齢化のインパクト>
論点41. 人口減少社会に希望はあるのか  広井良典
論点42. 「住宅余剰」の時代、成熟社会のための住宅政策を  平山洋介
論点43. ネオリベと女性差別が少子化を生み出した  上野千鶴子
<待機児童はなくなせるのか>
論点44. 日本の保育園は人類史的使命を積極的に担うべき時に来ている  國分功一郎
<福祉はどこまで必要か>
論点45. 生活保護の「不正」を非難する人へ  立岩真也
論点46. 生活保護の「不正受給」を許せば国が滅びます  片山さつき
<日本の若者の未来>
論点47. 希少資源としての若者を団塊起業家が有給書生として雇え!  三浦展
論点48. 「幸福な若者たち」は、豊かな未来を築けるのか  古市憲寿
<国の努力と個人の努力>
論点49. 民間医療保険は公的医療保険の代替になるのか  岩瀬大輔
<社会が求める新憲法>
論点50. 政治の機能不全を解決する新憲法を提案する  東浩紀
<ネット社会の近未来>
論点51. フェイスブック衰退のあとにSNSの未来はあるか  堀田佳男
論点52. ついに”電子書籍元年”到来か?  大原ケイ
<「防犯」か「監視」か>
論点53. オーウェルも納得!「もっと街灯を」から「もっと防犯カメラを」  佐々淳行
論点54. 監視カメラとは、権力とそこに連なる勢力に神の目を与えることだ  斎藤貴男
<自殺大国日本の対策>
論点55. 自殺問題には日本の社会のひずみが映しだされる  清水康之
<「個性」か「常識」か>
論点56. キラキラネームをつけられた子供の「個性」はどうなる  牧野恭仁雄
<木嶋佳苗という現象>
論点57. オジサンにはわからない木嶋佳苗という女  北原みのり
論点58. ネットの匿名世界が“モンスター”を育て上げた  佐野眞一
<揺れる統一教会>
論点59. 分鮮明死去で統一教会、霊感商法はどうなる  山口広
<「選択的中絶」急増>
論点60. 迫り来る“優生学のユートピア”は本当の“楽園”なのか  宮崎哲弥
<日本のグローバル化は可能か>
論点61. 世界と日本はこうして「中国化」する  與那覇潤
8.文化・芸能
<AKB48海外進出>
論点62. 「方針も戦略もない。それがスリリングでクリエイティブ」  秋元康
論点63. 大のおとながAKB48にはまっていいのか  本郷和人
<文化とナショナリズム>
論点64. 韓国ドラマの規制は国内メディア文化の奨励につながるのか  岩渕功一
<新歌舞伎座オープン>
論点65. こんな世の中だからこそ 市川家の「勧善懲悪」を訴えたい  市川團十郎
<世界屈指の大遺跡>
論点66. 百舌鳥、古市古墳は世界遺産になれるのか  矢澤高太郎
<陶磁器 世紀の発見か>
論点67. 幻だった中国陶磁史上最高峰の「柴窯」は日本にあった  對中如雲
<図書館は無料貸本屋か>
論点68. お金を払って読んでくれた人こそ読者です  樋口毅宏
<都の樹木葬に申し込み殺到>
論点69. 変わってきた日本のお墓事情
<ITで変容する著作権>
論点70. ネットの自由化、著作権か  福井健策
9.スポーツ
<ロンドン五輪の総括>
論点71. 日本はサッカー大国になったのか  宮本恒靖
論点72. 「講道館」からのい脱却が日本柔道再生への道を拓く  柳澤健
<オリンピック開催地決定>
論点73. 東京でオリンピックを開催できるかは 国民の意欲にかかっている  猪瀬直樹
論点74. 「燃えつき症候群」を生む 東京オリンピック招致に異議を唱えたい  香山リカ
<ハニカミ王子は復活するか>
論点75. 石川遼君!米ツアーを主戦場とし、親離れで再起をはかれ  早瀬利之
<再び真央スマイルが見たい>
論点76. 浅田真央は復活する  松原隆臣
10. 教育
<「教育の国際化」は必要か>
論点77. 日本の国際化は「防護壁」の中にある  苅谷剛彦
論点78. 若者を幸福にしたいなら「グローバル人材」なんて育てるなら  内田樹
論点79. 9月入学で就職活動はこれだけ変わる  森健
<ビジネスに英語は必要か>
論点80. ビジネスマンでも九割は、英語はいらない  成毛眞
論点81. 楽天が、英語を公用語にした本当の理由  三木谷浩史
<学校でくり返される悲劇>
論点82. われわれはいじめをなくすことが出来るのか  尾木直樹
11. 科学
<日本科学の最前線>
論点83. ポスト山中教授を探せ 次のノーベル賞は誰か  馬場錬成
論点84. ヒッグス粒子発見を支えた日本企業の技術力  高木亮
論点85. ヒッグス粒子とはいったい何なのか?  鹿野司
論点86. 「はやぶさ2」が切り拓く、日本の宇宙開発の未来  國中均
<猛暑の原因はやはり・・・>
論点87. 「温暖化」論争の真贋を見極めよう  藤倉良
12. 3・11の教訓
<次の大震災に備える>
論点88. プロ災害ボランティアが提案する本当に必要な備え  黒澤司
論点89. 「正しく恐れよ」切るべき西日本大震災と富士山大噴火  鎌田浩毅
<忘れてはならない場所>
論点90. 福島被災民の伝えられない事実  開沼博
論点91. がれき処理 絆を取り戻すために  黒岩祐治
<脱原発は出来るのか>
論点92. 極論を排し、エネルギー安全保障の観点から原発を論じよう  中野剛志
論点93. 再生可能エネルギーと省エネで脱原発は可能だ  金子勝
論点94. 次世代エネルギーへの転換は本当に可能なのか  高嶋哲夫/澤昭裕/嶋聡
13. 医療
<がん常識の最前線>
論点95. がん検診は本当に有益なのか  近藤誠
論点96. ウイルス療法はがん治療の革命か  藤堂具紀
<アンチエイジング>
論点97. 人類史上、最も長生きした フランス人女性に学ぶ長寿の秘訣  白澤卓二
<メタボに朗報か>
論点98. 糖質制限にロングブレス、本当に効くダイエットはどれだ!?
<尊厳死法制化の是非>
論点99. 最後まで人間らしく生きるために尊厳死法制化を  長尾和宏
論点100. 尊厳死法制化の前に「ケアの欠如」を直視すべき  川口有美子

さてさて、これで今より少しは賢くなれるんじゃないでしょうかねー。

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